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さらさら日記

ぼちぼち のんびり ゆっくりと

2015年に読んだ本です!! その2

2015年に読んだ本の続きです。どぞ!!





神様の御用人 (2) (メディアワークス文庫)神様の御用人 (2) (メディアワークス文庫)感想
相変わらず、テンポも良くグイグイ読めて面白かったです!!少彦名神のお話が特に好き。どのお話も読んでほんわかするので、やみつきになりそうです。実は、この小説を読む数日前、出雲大社に行く機会がありまして。須勢理毘売にありがとうって言いたかったな~なんて思いました。
読了日:6月29日 著者:浅葉なつ




検事の死命 (「このミス」大賞シリーズ)検事の死命 (「このミス」大賞シリーズ)感想
図書館。佐方貞人シリーズ、第3作目。相変わらず面白くてドキドキしながら読みました。「業をおろす」が一番好きです。筒井さんとの信頼関係が、「最後の証人」では……と思うと、本当にせつない。また、「最後の証人」と「検事の本懐」を読み直したくなりました。
読了日:6月27日 著者:柚月裕子




汗血公路: アルスラーン戦記4 (光文社文庫)汗血公路: アルスラーン戦記4 (光文社文庫)感想
図書館。アンドラゴラス王、最強。この一言につきます。
読了日:6月25日 著者:田中芳樹








落日悲歌―アルスラーン戦記〈3〉 (光文社文庫)落日悲歌―アルスラーン戦記〈3〉 (光文社文庫)
読了日:6月25日 著者:田中芳樹









王子二人: アルスラーン戦記2 (光文社文庫)王子二人: アルスラーン戦記2 (光文社文庫)
読了日:6月18日 著者:田中芳樹









王都炎上―アルスラーン戦記〈1〉 (光文社文庫)王都炎上―アルスラーン戦記〈1〉 (光文社文庫)感想
図書館。高校生の頃(○十年前)一度読んだ記憶がありますが、あんまり覚えておりませんでした(涙)改めて読み返し、やっぱり面白いことを再確認。取り合えず、1~4巻まで借りて来たので、がっつり読みたいと思います。
読了日:6月17日 著者:田中芳樹





英雄の書 下英雄の書 下感想
図書館。やっぱり怖くてゾクゾクしました。でも、止められず一気読み。特に真相が分かる場面が秀逸。叩き込むように真実が分かっていき、しばし呆然としてしまいました。このラストしかなかったのだろうけれど、大樹もユーリも切ない。次は『悲嘆の門』ですか。早く読みたいです。
読了日:6月14日 著者:宮部みゆき




英雄の書 上英雄の書 上感想
図書館。宮部さんの作品は『模倣犯』がどうしてもだめで、それ以来読んでいませんでした。でも今回はファンタジーと言うことで、久しぶりに読んでみようかと。……やっぱりウマイ。そして、怖い。でも読んでしまう。続けて下巻へ。
読了日:6月13日 著者:宮部みゆき






神様の御用人 (メディアワークス文庫)神様の御用人 (メディアワークス文庫)感想
以前読んだ『ビブリア古書堂の事件手帖』の中に入っていたチラシを見て、珍しく母がこれを読みたいと言ったので、購入。母の読書後、読んでみました。いや、面白かったです。モフモフの黄金のツンデレっぷりが可愛い。読んでいて、うちの家の近所にある神社を思い出しました。小さい頃は良く遊びに行ったんだけど、最近行ってないですね。(初詣くらいかな?)続きも読んでみます。
読了日:6月4日 著者:浅葉なつ



自覚: 隠蔽捜査5.5自覚: 隠蔽捜査5.5感想
図書館。隠蔽捜査スピンオフ短編集。もう、どこもかしこも竜崎愛であふれています(笑)でも、面白かった。こちらもスッキリスッキリ!『実地』が一番面白かったですが、『送検』の、「うちの捜査員は優秀なんだ。そして、へそ曲りもいる」との竜崎の言葉に笑ってしまいました。
読了日:5月29日 著者:今野敏




宰領: 隠蔽捜査5宰領: 隠蔽捜査5感想
図書館。ひっさしぶりの竜崎さん。相変わらず痛快でスッキリスッキリ!ぶれない竜崎さんがかっこいい。今回は竜崎さんの家族との接し方が随分と柔らかくなったような気がする。冴子さんの「家のことは任せて、国の仕事をしてらっしゃい」の言葉が素敵。信頼し合ってるんだなあ。続けて、『自覚』読みます!
読了日:5月28日 著者:今野敏



鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐感想
上下巻とも一気に読み終えました。特に下巻はぐいぐいと読まされ、寝不足です。でも、何故かもやもやが残ってしまった。勢いもあって、『生きること』と言うテーマ性もあってすばらしいお話だと思う。思うのに、すっきりしない。全てヴァンに背負わせたまま終わった感じがして。ホッサルが感じた最後の笑顔のヴァンが浮かばないんです。どんなに森の奥に行ったとしても、病を抱えている以上感染する可能性はあるのに、全て終わったような感じで良いのかなと。うまく言えませんが。……もう少し経ってから、もう一回読み返してみようと思います。
読了日:5月26日 著者:上橋菜穂子



鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐感想
感想は、下巻にまとめて……
読了日:5月26日 著者:上橋菜穂子








出世花 (ハルキ文庫 た 19-6 時代小説文庫)出世花 (ハルキ文庫 た 19-6 時代小説文庫)感想
図書館。久しぶりの髙田さん作品。湯灌という聞きなれない言葉に戸惑いましたが、真摯に死者と向き合うお縁に感動しました。髙田さんの描く女性は本当に凛として美しい。どの話も切なくてとても好きなのですが『見送り坂暮色』が泣けた。親子の愛はどこまでも深い。
読了日:5月18日 著者:高田郁




検事の本懐検事の本懐感想
図書館。『最後の証人』に次いで2作目。こちらは短編集。ミステリーとありますが、人間ドラマとして読みました。終わり方も、すっきりと終るのではなく、どこかほろ苦さを残しつつ終了する感じが良かった。どの話も佐方貞人の孤独が色濃く出ていたような気がします。『本懐を知る』が好きです。お父様の真実を知った時、佐方さんは前に進むことができたのでしょう。お父様と同じ道を。
読了日:5月18日 著者:柚月裕子



キネマの神様キネマの神様感想
図書館。ゴウとローズ・バッドの友情に泣けた。素敵だった。国が違っても生きている環境が違っても年を取っていても、友情は生まれるものなんだなあ。お互いがお互いを大切に思っていれば。タイトルは知っていても観たことがなかったり、内容を忘れている映画が幾つか出てきて、ちゃんと観たいなと思いました。できれば映画館で……って無理か。
読了日:5月10日 著者:原田マハ



神様のカルテ 3神様のカルテ 3感想
図書館。一気読みです。相変わらず一止が熱い。と言うより、本庄病院の皆が熱い。人を助けるために歯を食いしばってがんばっている……その姿に胸が熱くなりました。小幡先生のお話が印象的。辛いなあ。そして、難しい。医者だって人間なんだと言うことを忘れずにいたいと思います。それにしても。あー、日本酒飲みたい。松本行きたい!!
読了日:5月6日 著者:夏川草介



永遠をさがしに永遠をさがしに感想
図書館。原田さん2冊目。何だろう。とても良い話でジンと来たりもしたのですが、私には出て来る人みんなきれいすぎて……ちょっと、ん?って思ってしまいました。真弓さんもここまで不幸にすることないんじゃないかと。やりすぎなような気がします。でも、音楽の描写はすごく素敵だった。クラシックオンチの私が、「G線上のアリア」を聞いてみたくなりました。
読了日:4月26日 著者:原田マハ



小野寺の弟・小野寺の姉 (リンダブックス)小野寺の弟・小野寺の姉 (リンダブックス)感想
図書館。映画は見たかったのですが、近所の映画館ではやってくれませんでした。なので見れずじまい(涙)たまたま図書館でこの本を見つけて、思わず借りてしまいました。姉と弟。私も弟も妹もおりますが、こんな優しくて温かな関係にはなかなかなれないな。ささやかな日常が静かに綴られているそんなお話。でも、この二人にはもう少し幸せになってもらいたかったなあとちょっぴり思ってしまいました。
読了日:4月26日 著者:西田征史


最後の証人 (宝島社文庫)最後の証人 (宝島社文庫)感想
図書館。最後まで被害者の夫が裁判に出てこないなと思ったら、こう言うことか!さらに、タイトルの『最後の証人』とはこの人だったのか!!と驚きながら読みました。終わるのがもったいない、でも続きが知りたい……そんなジレンマと戦いながら読み続けました。そして、涙。真面目に懸命に生きている人がまっとうに救われるそんな世の中であって欲しい。切に願います。
読了日:4月24日 著者:柚月裕子



神様のカルテ 2神様のカルテ 2感想
図書館。一気に読みました。もう、本当に良かった。たくさんの人達が患者を救おうと戦ってくれている……自分達だって家族を持ち悩みを抱えている1人の人間なのに。頭が下がります。古狐先生のお話が泣けた~。「人が死ぬということは……大切な絆がひとつ、失われるということである」この言葉がずっと頭から離れません。
読了日:4月21日 著者:夏川草介



神様のカルテ (小学館文庫)神様のカルテ (小学館文庫)感想
図書館。夏川さん初読本。気にはなっていたのになかなか読めなかったのですが、読んでよかった!!大好きな作品です。安曇さんのお話も涙が出ましたが、学士殿の話も良かった。ジーンときて泣けた。苦しみながらも懸命に生きている人達。私も頑張らにゃあと思わされました。続きも読む。が、もう一回この本をじっくり読んでおきたい、そんな作品です。
読了日:4月16日 著者:夏川草介



旅屋おかえり旅屋おかえり感想
図書館。原田さん初めての本。ほっこりと優しいお話。自分の好きなことを職業にできるなんて、本当、幸せなことだなと思います。うらやましい。玉肌温泉の若旦那家族が味があって良かった。愛媛に住んでおきながら内子には行ったことがなく……のんびり内子列車旅もいいなあと思った次第。原田さんは他にも読んでみたいなと思いました。
読了日:4月15日 著者:原田マハ



ナモナキラクエンナモナキラクエン感想
図書館。「楽園の話を、聞いてくれないか」この父さんの最期の言葉がとても魅力的だった。なので、この言葉からどんな風に話が進んでいくのかワクワクして読んだのだが、「あれ、そっち?」と、ちょっと肩透かしをくらったような感じがしてしまった。何故だろう。とても良い話なんだけど。出て来る人皆良い人で優しくてほろりと切ないこのお話は、小路さんのお話だなあと思った。
読了日:4月12日 著者:小路幸也



のぼうの城のぼうの城感想
図書館。映画は先に見ていたのでイメージが湧いてグイグイと読めました。和田さんの書く人物はやはり魅力的。うまいなあと思いながら読んでいました。長親の性格が飄々としてつかめず。ただ、最後の方「……その者の首を」と言い放ったシーンはゾッとしました。やはり彼もまた武将なんですね。
読了日:4月9日 著者:和田竜




女王はかえらない (「このミス」大賞シリーズ)女王はかえらない (「このミス」大賞シリーズ)感想
図書館。最初気持ち悪くて怖くて、読むの止めようかと思ったのですが、頑張って読みました。うーん、でも、やっぱり気持ち悪い(笑)三章で真相が明らかになるのですが、無理やり力技で持ってった感じがしました。私には合わないかな?
読了日:4月5日 著者:降田天




小太郎の左腕小太郎の左腕感想
図書館。相変わらず出て来る人が良くも悪くも魅力的で読んでいて引き込まれます。小太郎は……せつない。大人のエゴと欲望で振り回され、大切なものを失っていった彼。一人山に帰ったけれど、その後、生き抜くことはできたのだろうか?全ての罪を背負った小太郎に寄り添ってくれる人と出会えたのだろうか?
読了日:4月5日 著者:和田竜




丹生都比売 梨木香歩作品集丹生都比売 梨木香歩作品集感想
図書館。丹生都比売は違う本で昔読んだ記憶があったのですが、こちらは短編集でした。どの話も不思議な雰囲気のお話で、表題作と『コート』と『夏の朝』が好きでした。『本棚にならぶ』もシュールな感じでちょっとゾッとするけど好き。「生の寂しさ」生きるということは、何て寂しいのだろう。だからきっと人は生きることのその尊さを愛おしく思うのだろう。
読了日:3月30日 著者:梨木香歩



天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
図書館。始まりには必ず終わりがある。わかっていても何だか辛い。……終わってしまいました、みをつくし料理帖シリーズ。丁寧に読もうと思っても続きが気になって気になって、一気に読んでしまいました。もったいなーい(涙)全てがまるく治まって素敵なラストでした。が、もしかなうのなら、澪と源斉先生と野江ちゃんの大阪での暮らしを書いたお話を読んでみたいなと思いました。あー、満足!!
読了日:3月29日 著者:高田郁



月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)感想
図書館。すごく綺麗で切なげなお話。息をひそめて輝く月夜のような。瀬名垣と真志喜の関係も切ない。お互いが罪に囚われて動けずにいたけれど、最後で一歩踏み出すことができた……そのことが嬉しい。幸せになって欲しいと思う。後、秀郎とみすず夫婦が何気に好きでした(笑)
読了日:3月24日 著者:三浦しをん




海うそ海うそ感想
図書館。梨木さんの書かれる話はやっぱり好きだなあと思う。むせ返るような緑の匂い。人々の交流。全てが濃くて力強くて、そして不思議。何度も地図を確認しながら楽しんで読みました。なのに五十年の後に語られる『今』が『現実』が辛い。それでも、新しく更新された世界で、私たちは生きていく。
読了日:3月20日 著者:梨木香歩




聖なる怠け者の冒険聖なる怠け者の冒険感想
図書館。……何だろう。ちょっと私にはだめでした。そう言えば『夜は短し歩けよ乙女』もだめだった。同じ作者だったことすっかり忘れてました(涙)相性が悪いのかしらん?ああ、でも、小和田君の怠け者っぷりには頭が下がります。いや、すごい!「僕は人間である前に怠け者です」アッパレ!!
読了日:3月16日 著者:森見登美彦




紙つなげ!  彼らが本の紙を造っている紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている感想
図書館。昨日、3月11日に読み終えました。『自分の工場が出版社を支えている』そんな強い矜持を持ち、あの大震災を戦った日本製紙石巻工場のみなさん。感動というよりも胸が痛かった。私では想像もできない辛さと口惜しさを抱えながらも、紙を提供してくれた。本当にありがとうございます。何気に触れている紙。これからはもっと感謝して触れて行きたいと思います。……にしても、口絵で使われている『b7バルキー』と言う紙が、厚さも色味も風合いも私好みの紙なのですが、市販はされてないですよね~。やっぱり。
読了日:3月12日 著者:佐々涼子



優しい死神の飼い方優しい死神の飼い方感想
図書館。何かの雑誌で紹介されていて、読んでみたかった1冊。知念さんの作品は初めて読むのですが、ぷぷっと笑うシーンあり、ほろりと泣かせるシーンありと、本当面白かったです。死神がゴールデンレトルバーになっちゃう辺りがおかしい。うんうん尻尾は嘘はつかないよね~。内海の話が良かった。絵に『魂』を塗り込める。そんな場所がある内海がうらやましい。さて、平凡な私に死ぬまでに何が遺せるか。
読了日:3月9日 著者:知念実希人



未来へ・・・・・・未来へ・・・・・・感想
図書館。久しぶりの素子さんなので、相変わらずの文体に慣れるのに苦労しました。なので、最初はスピードが上がらずモタモタしましたが、後半はスピードにのってぐいぐい読めました。子どもを思う母親の母性が眩しい。ラスト。希望が持てる光ある未来に嬉しくなりました。良かった。
読了日:3月4日 著者:新井素子



デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)感想
図書館。去年、「ローカル線で行こう!」で読んだ時から読みたいなと思っていた本。読んでみたら、登場人物が多くて最初わたわたしてしまいました。まてまて、これ誰だっけ?……とか(笑)だけど、読み進んでいくうちにそれぞれの登場人物が繋がっていってどんどん面白くなって。最後にはもうスッキリ!って感じでした。赤羽君と真穂さんにはうまくいって欲しいな。
読了日:2月27日 著者:真保裕一



警視庁FC警視庁FC感想
図書館。う、う~ん。いつもの今野さんの作品のイメージからすると、軽すぎて私は駄目でした。途中から展開も読めてきちゃって(ラストはちょっとひねってましたが)、モヤモヤ……と言うより物足りない感いっぱいの作品でした。
読了日:2月24日 著者:今野敏






復興の書店復興の書店感想
図書館。東日本大震災で被害に遭われた書店のお話。大変な苦労の中、お客様に本を届けたいその思いで動かれた書店員さん達。頭が下がります。そして、ありがとうございます。衣食住……どれが欠けても生きて行くことは難しいけれど、本を読むことができなくなったら、きっと生きることが辛くなってしまうんじゃないかと思います。大人も、子ども。そう思うと、ずいぶんと本に助けられているんですね。気づかないうちに。
読了日:2月22日 著者:稲泉連



銀二貫銀二貫感想
みをつくしの最終巻がまだ読めないので(図書館にて予約中)、先にこちらを読みました。続けて3回も読んでしまいました。髙田さんの描く人物はみな心の強い素敵な人ばかり。特に和助と善次郎が、一生懸命ためた銀一貫、銀二貫を必要な人へすっと差し出すその心意気に感動しました。ラストの和助と善次郎のせりふが秀逸。泣けます。
読了日:2月17日 著者:高田郁



東雲の途 (光文社時代小説文庫)東雲の途 (光文社時代小説文庫)感想
シリーズ第四弾。急展開でビックリ。清之介が本当に『覚悟を決めた』お話だと思います。信次郎の出番が少なくてちょっとがっかりでしたが、伊佐治親分が今回も良い味を出していました。これで終わりかなと思ったのですが、まだお話は出ているのですね。清之介、信次郎、伊佐治……この3人がどんな風に関わっていくのか楽しみです。
読了日:2月14日 著者:あさのあつこ



木練柿 (光文社時代小説文庫)木練柿 (光文社時代小説文庫)感想
脇を固める人々の話を集めた短編集。皆それぞれ良い味を出しています。第1巻、第2巻に比べて軽めのお話が多かったので、さらりと読むことができました。おみつさんとおけいちゃんの話が好き。おこまちゃんの命の強さと輝きが眩しくて。その強さでおとっつぁんを救って欲しい。
読了日:2月11日 著者:あさのあつこ




夜叉桜 (光文社時代小説文庫)夜叉桜 (光文社時代小説文庫)感想
前作『弥勒の月』を読んだ時、登場人物の行く末が気になっていたので、ようやく続きが読めて良かったです。前作に比べてぐっと人間臭くなった清之介。前だけを向いて生きていきたいと願うのに、絡みついて離れない重い過去。清之介が今後どんな人生を歩むのか、気になって仕方がありません。最後の小さな希望の光が絶えることなく清之介を照らし続けますように。
読了日:2月7日 著者:あさのあつこ



美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)感想
シリーズ第九弾。後1巻で終わってしまうのか。悲しい。でも早く続きが読みたい。……ああ、複雑。お寮さんが柳吾さんと一緒になって、何だかほっとしました。皆が一歩ずつ一歩ずつ幸せに向かっていっているような気がします。澪をずっと支えてきた源斎先生の想いが澪に伝わったようでじんときました。幸せになれ!澪はどんな料理の道を進むのか。その道筋が見えた巻でした。
読了日:1月31日 著者:高田郁



残月 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)残月 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
シリーズ第八弾。相変わらず、次々と澪に試練が襲い掛かります。それでもくいっと顔を上げ空を見つめながら頑張る澪に涙が出そうになります。ふきちゃんも成長したなあ。又次との哀しい別れを乗り越え頑張って欲しいものです。辛い思いをたくさんしたご寮さんも、幸せになれそうな兆しが。良かった~。第9弾も続けて読みます。
読了日:1月30日 著者:高田郁



ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)感想
ええ、何で五浦君入院してんの?から始まった今作。登場人物が多くて何度も読み直ししました。古書に対する執着が皆さんすごくて、読みながらぞっとしてしまいました。そんな中、五浦君と栞子さんの微笑ましいイチャイチャっぷりに何度和ませてもらったことか!でも、ラスト数ページの衝撃はすさまじかったです。え、どうなるの?これから……。
読了日:1月28日 著者:三上延


すべての神様の十月すべての神様の十月感想
図書館。八百万の神様と人との日常(?)を描いた作品。すごく柔らかくて優しいお話でした。良く母が冗談で「うちには貧乏神さんがおるから貧乏なんよ」と笑って言うことがあります。見たことがないけど近しい存在。それが神様なのかな。九十九神のお話が好き。死神の名前が出て来ませんでしたが、どんな名前なんだろうなと思うとワクワクします。
読了日:1月21日 著者:小路幸也




夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))感想
図書館。シリーズ第7弾。……もうどうしたら良いんだろう。辛くて、辛くて、たまりません。又次さんとふきのやり取りがものすごく愛おしくて温かくて大好きだったのに。早く続きが知りたいような、読むのが怖いような……複雑です。でも、読む!
読了日:1月15日 著者:高田郁




心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)感想
図書館。シリーズ第6弾。大どんでん返しと言うか、怒涛の急展開に驚きっぱなし。いろんなことが澪に襲い掛かります。その中でもキラリと光る「心星」の話。小松原との恋に揺れる澪がどんな道を行くのか?いろいろ気になりながら、7巻へ進みます!
読了日:1月15日 著者:高田郁




小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)感想
図書館。シリーズ第5弾。……もう5巻になるんですね。あっという間でした。種市とおつるの過去が明かされ、最後の種市の決断が切ない。例え憎んだ相手でも、同じような思いはさせまいとする種市の覚悟に涙しました。登場人物みんな、みんな、幸せになって欲しい。そう思える貴重なシリーズです。
読了日:1月15日 著者:高田郁




カブキブ! (3) (角川文庫)カブキブ! (3) (角川文庫)感想
読見終わってしまった~。最高に面白かったけど、ちょっとさみしい。『白浪五人男』のシーンが迫力があってドキドキしました。これから蛯原と阿久津の二人が切磋琢磨して成長していくんだろうな。楽しみ!早く4巻出てくんないかな~。
読了日:1月11日 著者:榎田ユウリ




カブキブ!  2 (角川文庫)カブキブ! 2 (角川文庫)感想
くは~、続けて一気読み。相変わらずテンポ良くサクサクサクっと読めました。阿久津のばかっぷりが可愛すぎる。さあ、3巻も行っちゃいます!
読了日:1月10日 著者:榎田ユウリ







カブキブ!  1 (角川文庫)カブキブ! 1 (角川文庫)感想
2015年、1冊目!榎田ユウリさん、初読みなのですが、いや~、勢いがあって面白かった!歌舞伎初心者の私にも分かりやすく丁寧に書かれていて良かったです。何より、登場人物みんなそれぞれ個性があって楽しい。グイグイと読ませてくれます。2・3巻と借りているので、今から一気に読むぞ!!
読了日:1月8日 著者:榎田ユウリ





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