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ぼちぼち のんびり ゆっくりと
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11月に読んだ本です!
●『風の大陸』 竹河聖著 22~27巻・最終章
●『玉磨き』 三崎亜記著
今回は何と言っても、祝★風の大陸、読破!!ですな(笑)
<プチ感想>
『風の大陸』
図書館に22・23巻が無くなっているせいで、6月で読むのをストップしていた『風の大陸』
結局古本屋で1冊105円で売っていたのを発見し、購入して全部読破しました。
……感慨深いなあ(涙)
高校生の頃から集めだして。
あまりにも長いのと新刊が出ないので嫌になって、全部売り払って。
でも、やっぱりラストが気になって読み出して、この1年。
う~ん、嬉しいです!!
思えばこのお話、自然災害と人々の戦いのお話でした。
地震、津波、戦争など大災害から人々を救うか。
最近の日本……いえ世界の問題ととかぶるところがあって、何だかぞっとしました。
『風の大陸』では、取り合えず救うことに成功しましたが、現代の世界ではどうなるのか。
不安がつのります。
ま、とにもかくにも、読めて良かったです。
これで心置きなく年が越せますわ~。
『玉磨き』
<あらすじ>
ルポライターとして働いてきた「私」は、20年の節目を迎え、請け負い仕事をこなす中で
「見逃してしまったこと」「過ぎ去ってしまったもの」を、あらためて取材して回った。
集落に伝わる伝統産業「玉磨き」の唯一の担い手である高橋家。
通勤用観覧車の企画設計から設置運行までを請け負う只見通観株式会社。
「古川姓」の人間の優秀さに牽引されているとされた、古川世代ブーム。
不安や不調を呼び起こす「ガミ」を捕える「ガミ追い」の現場。
ひたすら一人で部品だけを作り続け、完成形を見ることのない分業体制。
水底に沈んだ町で、たった一人、商店街組合を守り続ける男。
いつか失われ、忘れられる存在の「わたし」たち。
それでも、それぞれの、ささやかな人生の日々は続く。
失われるために記録される6つの仕事、6つの人生。
読んでいて何だかとても怖かった。
でも、一気に読んでしまった。
そこが三崎さんのすごいところだと思う。何かくせになる。
未来のない、どこにも行き場のない、不確かで不可思議な仕事について「私」が取材する、ルポ形式で書かれた連作集。
決して何も生み出さないのに、人々は繰り返し受け継いでいく。当たり前のように。
ありえない話なのに、真実らしく書かれているから、なおさら怖い。
最後の作品、「新坂町商店街組合」は、福島を思い出させて読んでいて辛かった。
この話のように、『なかったこと』として忘れないようにしなくちゃ。
今だけじゃない、未来永劫忘れてはいけない。
血を吐くような苦しくて辛い思いをした人を。
今日で震災から1000日。
強く思います。
話と少しリンクしている『海に沈んだ町』も読んでみたいです。
……ラストの、参考文献が載っているページは思わずにやりと笑ってしまいました。