読書メーター 2016/06/08 5月に読んだ本です 5月に読んだ本です。 マイコプラズマ肺炎にかかりながらも、頑張って読みました(涙) 2016年5月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2065ページ ナイス数:105ナイス 羊と鋼の森の感想 文章が流れるようにすごくきれいだった。ただ、主人公の苦悩までも淡々ときれいに書かれ過ぎていて、感情移入できなかった。うまく言えないけれど、私はそんなにきれいに生きられないな……なんて、いたたまれない気分になった。難しい。 読了日:5月27日 著者:宮下奈都 戦うハニーの感想 「あぽやん」の保育士版みたいなお話。友人で保育士さんをしている子がいるので、保育園のウワサはいろいろ聞いております。……とにかく保護者への対応が大変らしい。保育士さん達、頑張って!!星野先生の今後の成長がみたいので、続編出て欲しいな。 読了日:5月27日 著者:新野剛志 欠落の感想 先月読んだ『同期』の続編。うーん、『同期』の方がハラハラして面白かったような気がします。そもそも『欠落』の意味が私には読み取れず。(何が「欠落」したんだろう)でも、登場人物は相変わらず魅力的な人ばかりで、良かったです。続編あるのかな? 読了日:5月17日 著者:今野敏 岸辺のヤービ (福音館創作童話シリーズ)の感想 良かった~。読んでいて幸せな気分になりました。梨木さんの話はもちろん、美しい文体が凄く好きです。お隠り谷のラストのシーンがとても良かった。ママの「世界ってなんてすばらしいんでしょう!」まさしくそう叫びたくなるような美しい風景でした。図書館で借りたのですが、これは手元に置いておきたい1冊です。 読了日:5月10日 著者:梨木香歩 ジェノサイドの感想 な、長かった……。わからない単語の連続で、何度も読むのを中断してしまいました。でも、終盤、はりめぐされた伏線が気持ち良く回収されていくのが圧巻で一気に読み終えることができました。 正勲が怪しいと思いながら読んでいたのですが杞憂で良かった。研人との友情にじんときましたし、二人とも本当にかっこ良かった。 ラスト、全てが綺麗に終わったかのように見えますが、あの子ども達が将来どんな生き方を選ぶのか……考えると怖くなりました。 読了日:5月8日 著者:高野和明 海に降るの感想 朱野さんの「駅物語」に続いて読破。宇宙よりも遠い場所―深海―。この地球上にはまだまだ知られていない謎深い場所があるのだなあとワクワクしました。「駅物語」の時もそうですが、このお話も登場人物が皆個性的でアクが強くて、お話をグイグイ引っ張ってくれました。そのせいか、専門用語が多かったのですが、読みやすく感じました。これからも<しんかい6500>には頑張ってもらいたいです! 読了日:5月3日 著者:朱野帰子 読書メーター PR