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さらさら日記

ぼちぼち のんびり ゆっくりと

5月に読んだ本です

遅くなりましたが、5月に読んだ本です。

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3076ページ
ナイス数:138ナイス



自覚: 隠蔽捜査5.5自覚: 隠蔽捜査5.5感想
図書館。隠蔽捜査スピンオフ短編集。もう、どこもかしこも竜崎愛であふれています(笑)でも、面白かった。こちらもスッキリスッキリ!『実地』が一番面白かったですが、『送検』の、「うちの捜査員は優秀なんだ。そして、へそ曲りもいる」との竜崎の言葉に笑ってしまいました。
読了日:5月29日 著者:今野敏




宰領: 隠蔽捜査5宰領: 隠蔽捜査5感想
図書館。ひっさしぶりの竜崎さん。相変わらず痛快でスッキリスッキリ!ぶれない竜崎さんがかっこいい。今回は竜崎さんの家族との接し方が随分と柔らかくなったような気がする。冴子さんの「家のことは任せて、国の仕事をしてらっしゃい」の言葉が素敵。信頼し合ってるんだなあ。続けて、『自覚』読みます!
読了日:5月28日 著者:今野敏




鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐感想
上下巻とも一気に読み終えました。特に下巻はぐいぐいと読まされ、寝不足です。でも、何故かもやもやが残ってしまった。勢いもあって、『生きること』と言うテーマ性もあってすばらしいお話だと思う。思うのに、すっきりしない。全てヴァンに背負わせたまま終わった感じがして。ホッサルが感じた最後の笑顔のヴァンが浮かばないんです。どんなに森の奥に行ったとしても、病を抱えている以上感染する可能性はあるのに、全て終わったような感じで良いのかなと。うまく言えませんが。……もう少し経ってから、もう一回読み返してみようと思います。
読了日:5月26日 著者:上橋菜穂子


鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐感想
感想は、下巻にまとめて……
読了日:5月26日 著者:上橋菜穂子


出世花 (ハルキ文庫 た 19-6 時代小説文庫)
出世花(ハルキ文庫 た 19-6 時代小説文庫)感想
図書館。久しぶりの髙田さん作品。湯灌という聞きなれない言葉に戸惑いましたが、真摯に死者と向き合うお縁に感動しました。髙田さんの描く女性は本当に凛として美しい。どの話も切なくてとても好きなのですが『見送り坂暮色』が泣けた。親子の愛はどこまでも深い。
読了日:5月18日 著者:高田郁




検事の本懐検事の本懐感想
図書館。『最後の証人』に次いで2作目。こちらは短編集。ミステリーとありますが、人間ドラマとして読みました。終わり方も、すっきりと終るのではなく、どこかほろ苦さを残しつつ終了する感じが良かった。どの話も佐方貞人の孤独が色濃く出ていたような気がします。『本懐を知る』が好きです。お父様の真実を知った時、佐方さんは前に進むことができたのでしょう。お父様と同じ道を。
読了日:5月18日 著者:柚月裕子



キネマの神様キネマの神様感想
図書館。ゴウとローズ・バッドの友情に泣けた。素敵だった。国が違っても生きている環境が違っても年を取っていても、友情は生まれるものなんだなあ。お互いがお互いを大切に思っていれば。タイトルは知っていても観たことがなかったり、内容を忘れている映画が幾つか出てきて、ちゃんと観たいなと思いました。できれば映画館で……って無理か。
読了日:5月10日 著者:原田マハ


神様のカルテ 3神様のカルテ 3感想
図書館。一気読みです。相変わらず一止が熱い。と言うより、本庄病院の皆が熱い。人を助けるために歯を食いしばってがんばっている……その姿に胸が熱くなりました。小幡先生のお話が印象的。辛いなあ。そして、難しい。医者だって人間なんだと言うことを忘れずにいたいと思います。それにしても。あー、日本酒飲みたい。松本行きたい!!
読了日:5月6日 著者:夏川草介

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