読書メーター 2016/05/10 4月に読んだ本です 4月に読んだ本です。 冊数は少ないですが、濃い話ばかり読んだ気がする。 満足!! 2016年4月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1739ページ ナイス数:63ナイス 駅物語の感想 朱野帰子さん初読。私は田舎に住んでいてめったにJRを使いません。なので、東京駅の人の多さはイマイチピンと来なかったのですが、都会の駅員さんは大変なんだなとしみじみ思いました。超個性的な同僚やお客に囲まれもまれ成長していく若菜。あんなに広い駅での5人との出会いはうまく行き過ぎているような気がしなくもないですが、それでも面白かった。「乗り越えたことがない人間は自分に自信がない。空っぽなんだ」出雲さんの言葉が胸に痛かった。 読了日:4月29日 著者:朱野帰子 同期の感想 最初頼りなかった宇田川が事件を捜査するにつれどんどん成長していった。同期の蘇我を助けるため。先輩刑事達に支えられながら。出て来る人物が皆魅力的で、本を読む手が止まらなかった。特に、植松、土岐の先輩コンビが味があって良かった。続きがあるそうなので、こちらも読んでみたいです。 読了日:4月23日 著者:今野敏 13階段 (講談社文庫)の感想 高野和明さん、初読。いやー、面白かった。何度、「ええーっ!?」と、驚かされたことか。最初は緩やかに進んでいくのですが、後半、怒涛の展開が続き、何度も話を読み返してしまいました。ただ、ラストがかなり悔やまれます。幸せになって欲しかった。「正義」「冤罪」「死刑制度」……いろいろ考えさせられた作品でした。「ジェノサイド」も読むぞ!! 読了日:4月18日 著者:高野和明 地に巣くうの感想 弥勒シリーズ、6作目。清之介と信次郎のやり取りに心がざわざわしてしまいました。清之介には光の中にいて欲しいのに、信次郎の闇に引きずり込まれてしまいそうで不安です。何であんなに信次郎の闇が深いんだろう。えー、ここで終わりかっ!!というラストなので、早く続きが読みたいです。切実。 読了日:4月18日 著者:あさのあつこ 冬天の昴の感想 弥勒シリーズ、第5巻。謎が解けず最後までヤキモキしながら読みました。信治郎、清之介、伊佐治の3人の関係(やり取り)が面白かったのですが、清之介が信治郎に執着しだしたのが少し気になりました。信治郎の闇が清之介を侵食しだしているような気がします。なので、遠野屋でのおこまを中心とした、おみつ、おしの、大女将のほのぼのとした会話に心底ほっとしました。どうか、この小さな幸せが壊れてしまいませんように。 読了日:4月11日 著者:あさのあつこ 読書メーター PR