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さらさら日記

ぼちぼち のんびり ゆっくりと

3月に読んだ本です

3月に読んだ本です。
柚月裕子さんの『孤狼の血』は凄く面白かったので、
購入してもう1回読みたい。

2016年3月の読書メーター

読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2014ページ
ナイス数:79ナイス




ペテロの葬列ペテロの葬列感想
杉村三郎シリーズ第三弾。「誰か」も「名もなき毒」も読後感があまり良くなくて、読むのどうしようかなと迷っていたのですが、やっぱり読んでしまいました。中盤まではぐいぐい読めたのですが、後半、長かった。人の弱さが負を悪を生んでいく。そして、ラスト。菜穂子さんがなあ。我が儘過ぎるんじゃなかろうか。桃子ちゃんもいるのに。杉村さんが探偵になった本が読んでみたいです。
読了日:3月30日 著者:宮部みゆき



旅猫リポート旅猫リポート感想
泣きました。ラスト、鼻をかみすぎて痛いくらいでした。サトルを始め出て来る人皆良い人でしたが、ノリコさんのあのどうしようもない不器用さが好きでした。私は猫の毛アレルギー持ちなので猫は飼えないのだけれど、この本を読んで、ちょっぴり猫を飼ってみたくなりました。『僕はいついつまでも永遠にサトルの猫だ』そう言ってもらえるのが本当にうらやましい。いつかサトルとナナが再び一緒になって幸せそうに笑い合う……そんな様子が想像できて、こちらも幸せな気持ちになれました。



読了日:3月27日 著者:有川浩
彼が通る不思議なコースを私も彼が通る不思議なコースを私も感想
図書館の新刊コーナーにあったのをタイトルに惹かれて借りました。初めての白石さん。凄く読みやすくて不思議な魅力があってどんどん読み進めて行きましたが、ラスト、結局何だったんだろう???解決していない、わからない問題が多数あったままの終了で、ちょっとモヤモヤしてしまいました。
読了日:3月24日 著者:白石一文




花咲小路二丁目の花乃子さん花咲小路二丁目の花乃子さん感想
花咲小路シリーズ第3弾。今回の話はちょっとイマイチ。詰め込み過ぎと言うか、うまく話がいき過ぎてると言うか……さらさら読めるのですがね~。でも、セイさんがミステリアスでやっぱり素敵ですね。この人がいるとピリッと話がしまる感じがします。
読了日:3月11日 著者:小路幸也




孤狼の血孤狼の血感想
くっはー、面白かった。警察VS暴力団のお話は(多分)これが初めてだと思うのですが、ぐいぐい引き込まれました。最初は組の名前が多すぎて、整理するのに時間がかかりましたが。後半は一気に読みました。大上は日岡のことを本当に息子のように思っていたんだろうな。そうわかるだけに、後半切ない。日岡が大上の意志を次いで孤狼になっていくラストが良かったし、できるなら日岡のその後の話が読みたいです。
読了日:3月7日 著者:柚月裕子

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