日記 2018/10/29 映画『日日是好日』を観て来ました 愛媛県で唯一上映されている映画館に行って観て来ました。 私、茶道のことはさっぱりわからなかったのですが、それでもとても面白かったです。 茶道を通じて黒木華さん演じる典子さんの日々を描くお話。 悲しいこと、辛いことはもちろん起こるけれど、それでも日々を生きて行く。 樹木希林さんは茶道の先生の役で。 二人の穏やかなやりとりにほっとしました。 映画では、着物、茶器、お茶菓子、掛け軸、お庭、四季など日本を感じさせる物が、 はっとするくらいとても美しく描かれていました。 それは、映像だけではなく、音も美しくて。 雨音一つにしても、こんなに様々な四季を感じるものなんだなあとしみじみしました。 樹木希林さんという女優は、やっぱりすごい人でした。 ただそこに居るだけで、存在感がすごくて。 優しさも、厳しさも、ちゃんと表現されている。 ああ、この役は希林さんじゃないとできなかっただろうなと思わされました。 佇まいが凛としていて……とても素敵だった。 本当に惜しい人を亡くしたなあ。 『日日是好日』とは、毎日毎日が無事でよい日であるということ。だそうです。 毎日が無事でよい日であることって、とても大事で幸せなことですよね。 良い言葉だなあ。 とても素敵な映画でした。 PR